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中国化学業界トピックス


2010年1月

上海世界博覧会における危険物規制

2010年5月にはいよいよ上海世界博覧会が開催される。
躍進を続ける中国において2008年の北京オリンピックに次ぐビッグイベントとして世界の注目を集めているが、我々化学企業にとって気になるのは危険物の輸送規制である。オリンピック開催時にはこれまでになく厳重な輸送規制が敷かれたが、今回の上海万博においても同様の規制が実施される。

上海市交通運輸港口管理局が2009年12月24日に発表した公示(濾交港〔2009〕691号)によると、以下のような措置が実施されるとのことである。

一、2010年4月15日から11月15日の万博開催期間とその前後において、安全保障クラスが1、2級の時には、外港黄浦江中と上流の各港(楊浦大橋~閔行発電所)における危険物の取り扱い作業を禁止する。
二、2010年4月30日から10月31日の万博開催期間中、洋山港以外の各埠頭において、爆発物、有機過酸化物、劇毒物、放射性物質及び過酸化水素、アセトン、硫酸、硝酸、塩酸などの危険品の取り扱い作業を禁止する。

その他、各関連機関への事前申請、作業報告書の提出などを義務付けるとのことである。



上海港にはいくつかのターミナルがあるが、現在、日中航路のコンテナ船の多くは外高橋か呉淞ターミナルに入港しており、洋山ターミナルへ入港するのはほとんどが欧州船である。洋山ターミナルは外高橋や呉淞と比較して貨物の処理効率が低いため、通常時に比べて輸送・通関に時間がかかることが予想される。リードタイムには余裕を見ておく必要があるだろう。

ハイケム広報室